炊飯器の電池交換 ― 2014/08/17
炊飯器の電池交換をやってみました。っていうか、炊飯器の分解を経験してみました。
でもお薦めはできません。おそらく自己責任では片付けられない「火災」とかの受難を覚悟しなければなりません。(ちょっと大袈裟ですが、正確には一般的ではない電池仕様になっていて、家庭にある器具では対応ができない、という表現が正しいです)
ネットで調べても炊飯器の電池交換について、「できない」「やるな」「メーカー修理」「危険」などの意見というか、キーワードが出てきます。そしてほとんどの人が「メーカー修理対応」に疑問を呈しています。
どの機器メーカーによらず構造設計ポリシーが傲慢なのでしょう。
レポート(手順)を公開しようと思いましたが、「危険+常識逸脱」という雰囲気がありますので、途中までの画像です。
旧世代を感じさせるプリント基板には、特別の「耐水」とか「耐熱」を考慮する構造上の工夫は見受けられません。
鍋と外装の間には耐熱ガラスウールが詰まっています。
鍋と外装の間には耐熱ガラスウールが詰まっています。
<電池の「極」に足がスポット溶接?されている‥>
作業後に機能復旧を確認できましたが、つくずく「ボタン電池」の交換=メーカー修理?の業界の常識には呆れました、、ばかばかしい‥
【問合せ不可】
結局、電池の足部分のプリントパターンにリード線を半田付けし、そのリード線を無理矢理電池の両極に半田付けしました。
仕上げは、ビニルテープを巻きました。
炊飯器の電池交換リベンジ ― 2014/08/27
たかが「電池交換」ではありますが、自分の「仕事」として、納得できませんでした。
ネットで調べて想定に近い結果を得ましたので、再登場です。
My奥さんは「また壊すのぉ?」‥ シロウトは黙っていて‥(口には出せませんヨ)
前回の不満足は、ボタン電池に直接リード線をハンダ付けしたことです。
<いかにもブ細工な‥>
その部分は思ったよりも堅牢に密着したのですが、プロセスとして「高熱/裏表ともにかなり長時間の熱ストレス」を加えているので、電池性能の低下のみならず電池機能の障害や予期しない発熱誘因を心配しました。
たかが3V(ボルト)ではありますが、これからも無事・安全の自信がもてませんでした。(炊飯器自体は電熱器だと思うので‥)
広く推奨できる方法ではないので、ちょっとした自己満足の証として、作業の写真報告です。
<ネットで調達した電池フォルダーセット(リード線はPC用部品を流用)>
<リード線を切り取り、電池用基板にハンダ付け (終端にもハンダ浸透)>
<電池フォルダーも基板にハンダ付け>
<リード線の終端側をベース基板にハンダ付け>
<ベース基板の電装部品と接触しないように電池基板をビニルテープで巻く>
<電池基板がブラブラしないように、ベース基板にビニルテープで巻く>
[引き続きお問い合せにはお答えできませんので悪しからずに]
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