さよならだけが‥: ものもの研究所

さよならだけが‥ ― 2016/06/28

鷹か？

珍しいお客様が来ました。

自転車の「続き」をしているところ、Ｍｙ奥さんが「野バトの雛が居る」と言って呼びます。
野バトの雛は珍しくも無いが、カラスに食われてしまうのも可愛そうだな、、と言う感じで見に行くと、「？」ハトでは有りません。

　　　　　　　　　　　　　　　　＜まだウブ毛、人なつこい感じ＞

名前は分からないが、鷹、隼、鷲の類だと分かります。
逃げ出す気配も無いので、捕虫網で捕まえてやりました。

人間に掴まれて本人？はものすごく怒っていますが、何十年かぶりの雛の暖かさを手のひらに感じました。
（子供の頃、ハトを３０羽くらい飼っていたことが有るので、その感触が蘇りました）

外観的には怪我や、脚の骨折も無さそうです。

　　　　　＜むちゃくちゃ怒っています‥　ワシの指に鉤爪が刺さる‥離さへん＞

鈎爪にがっしり摑まれた爪の付け根は出血、まだ黄色いくせに堅い嘴に突っつかれたところも出血、チビのくせに「強い」じゃないか。

何かしら気高い矜持を感じさせます。

ソーセージを目の前に差し出しますが、食べるという風では無く、「口撃」そのものです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　＜下手に指を出すと口撃が＞

黒目が大きく、可愛らしいのですが、飼い方も分からないので、川の土手の草むらに放しに行きました。

その場から逃げ出す様子も無く、むしろ見送るように、「捨てるんか‥」と少し首を傾けて訴える愛くるしい黒目玉を振り切り、

“巣から落ちた？時点でお前の人生は決まったんじゃ”

“さよならだけが人生さ”

と言い聞かせました。

でも何だったんだろう？　　どこから来たんだろう？

近所には高い木も無いし、高速道路の高架辺りに巣が有ったのかなぁ

by □としぼ□ [もの] [コメント(0)｜トラックバック(0)]

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